2024年08月31日
8月の終わりに
夏の夕立の音がすごく新鮮だった。
自然の中で耳をすますといろいろな音が聞こえてくる。この時心地よい風が吹いている音。
蜂が羽音を響かせ花に留まる。耳元に来るとビビる。
光にも音があるのかな。おそらくマツムシソウという花らしい。
おそらくレンゲショウマという花らしい。すぐ名を忘れてしまう。失礼ですよね。
相変わらずの様子。暑さ台風などに気をつけてくれぐれもご自愛ください。
2024年07月30日
7月の終わりに
3,4,5月とそのあとの付随する仕事の大きなイベントなどが一段落してからしばらく、フィジカル・メンタル共に本調子になかなか戻らずにいた。自分が思っている以上にプレッシャーがかかっていたようで、しかも次を考えた時の実質的な経済面などのハードルが前に進む気持ちのストッパーになっていたのだった。
だがようやく、なるようにしかならないと云うか、開き直れたところがあり、とにかく自分にはやることは決まっているのだという決心を思い出すことが出来ている。
と共に、制作時に自分の途上作品を見た時に自分に照り返ってくる”何か”を再び感じることが出来て、次に何をどうしたら完成に近づくのかが明確になる瞬間が多くなる。
そういった正しい方向と思われる感覚というのは、こうして自然の中に赴いて子供のようにその瞬間に生き無心になることで導かれるもののように改めて感じる。
2024年06月30日
6月末
すごい勢いで成長するこの時期の植物。観察をすると寄ったり引いたり網膜的な情報からだけでも改めて奇跡的なバリエーションを感じる。さらに専門家がすりつぶしたりしてその成分や成り立ち仕組みを研究すればするほどに、おそらくそこに畏敬の念を感じざるを得なくなるのだろうと想像する。
その感覚でふと身の回りを眺めると、くらくらと目眩いを起こしそうなくらい様々な素材や形や音や特性が頭に飛び込んでくる。
麻布台ヒルズギャラリーのカルダーの展示、行けて良かった。
2024年05月30日
5月の終わり。
NYの帰りエアチケットが当日突然キャンセルになり、空港でオールナイトになる羽目に。航空会社と掛け合ってタダであてがわれたTWAホテルが面白かった。昔あったトランスワールドエアーラインの空港ターミナルをリノベーションしてホテルになっている。イームズなど家具や装飾にも相当な熱量でこだわっていて、かつての古き良きアメリカを再現している。ハリウッドの映画の撮影の舞台にもなっていたらしい。
JFKエアポートのターミナル5にあり、カフェだけ・休憩だけでも出来るのでJFKでトランジットなどで時間がある際は再訪したい。
妻と三男と訪れた草津。誘致に色々すごく工夫していて観光客で賑わっていた。
友人と訪れた北八ヶ岳。これ以上ない天気だった。日常が目紛しく変化し、多忙と興奮でまとまった睡眠が取れなかったのだが、ようやく落ち着いてきて制作にも取り掛かれている。また新しいチャレンジも始めていて、次のステップを目指している。来月はまたNYのVIRIDIAN ARTISTSでグループ展に過去作ですが参加します。現在に感謝しつつこの先も一つ一つ出来ることをしつこく続けていきたい。
2024年04月28日
展示を終えて
クロージングでパフォーマンスをして下さったGeo Koryuさん。アメリカの大学で教えながら様々なイベントなどでパフォーマンスを地道に続けている。色々な方に師事しながらインディペンデントでButohをベースとしオリジナルのダンスを確立しているアーティストとしても人間的にも尊敬できる方。現場でも素晴らしいダンスのみならず未熟な私を支え場を仕切って下さいました。
私の次の展示(現在の展示)のBobさんと。
どうなるのか全く予測がつかない不確実さと孤独の中、たくさんの方々に支えられ様々な濃密な経験ができたこと感謝いたします。特に、仲間の作家の皆様のサポートと優しさに改めてお礼を申し上げます。
I am grateful that I was able to have a variety of rich experiences with the support of so many people despite the uncertainty and loneliness of not being able to predict what would happen at all. In particular, I would like to once again thank my fellow artists for their support and kindness.